「暫く、泊めてくんねぇ?」
「へ?」

そう言って多串君が万事屋に現れた。
驚いた俺は間抜けな声を出してしまう。
が。

勿論、目線は彼の不自然な胸元の膨らみへ。
というかアレだよね。
すごくなんかアレはアレな感じだよね。
着流しの合わせ目から若干なんか見えるんだよね。

…谷間?

まさか…ねぇ?

「…なんですかコノヤロー。土方君って乳首勃つとそんなデカくなったっけ」
「ンなわけねーだろ!!?
 お、女になっちまったんだ…よ…」

初めは叫びだしたものの、みるみる内に語尾が小さくなっていく。
あれ、そういえばなんか心持ち、いつもより声高いかも。

…って


「えええええ!!!マジでか!!!」
「反応おせーよ、クソ天パ!!」
「はぁ…つまりは女の体のまんま屯所にいるのは他の隊士にバレるとマズイから、
 俺の所に来たわけ」
「…そうじゃなきゃ、昼間になんか来ねーよ」

そう言って不服そうに土方君は顔を背ける。
しかしまぁ、本当に女の体になってしまったようだ。
客人用のソファーに座る腰のラインは滑らかだし、
ウエストはくびれ、その上に位置する乳房はやはり女のもの。

「全く、今神楽はお散歩中で居なかったから良かったものの、
 アイツが居たら大騒ぎになってた所じゃねーか」
「テメーは一人で大騒ぎしてただろーが」

あら、鋭いツッコミ。

散歩とは言っても神楽の場合大抵寄り道するから
帰ってくるまでにまだ時間はある。

「ね、早速だけど触らせて」
「…なにを」
「おっぱい」
「はぁ?テメ、昼間から盛ってんじゃ…ひゃっ」

有無を言わさず、着流しの上から揉んでみる。
うわ、ちっせーけど柔らかい。マジで女の子だ。

「ひゃっ!だって。かーわーいーいー」
「ん、上等だ、ぶった斬るぞてめぇ…!」

「やれるモンならやってみろよ」
「ん!」

胸を揉みながら顔の輪郭に舌を這わせ、
俺は土方君の耳を甘噛みする。
するとなんだかやらしい反応が返ってくるぞー
超可愛いんですけど。
何コレ。土方君+女体って兵器じゃね?
猫耳なんか目じゃねぇぜコノヤロー!

「ねぇ、乳首どこ?もっと下?」
「やめろって、もういい加減…」
「あ、分かった、ここだろ」
「ひンっ」

着流しの上からピンポイントで指で押すと
乳房とは違うちょっとコリっとした感覚。
隊長〜土方君の乳首発見しましたぁ〜

「やだ、触んじゃねぇ!」
「素直になんなよ。摘まんで欲しいのか?摘まんで欲しいんだろ?」

やっぱり女体になっても強情な土方君。
仕方ないから俺は布の上から彼の乳首を摘まんで捻る。
すると猛烈に暴れ始めた。

「やぁああ!」

やだやだしてても、もう声はしっかり甘いんだよね。
はぁはぁ言ってるしほっぺた赤いし本当、分かりやすいよこの子。

「万事、屋、もぉ…!」
「ああ、直で触って欲しいって?仕方ねーな」
「違…ッ!あぁ、ん」

一刻も早く生乳を拝みたくて、胸元の合わせ目をガバッと開かせる。
すると、いつものかたい男の胸板とは違う、
たゆんって感じで土方君の柔らかそーな胸とご対面。

うんうん、小振りだけど良い感じだねぇ。
乳輪と先端のサイズとか素敵じゃねーか。

「おー」

思わず歓声を上げると、余計に土方君の顔がカアッと赤らむ。

「てめ、何一人で楽しんでんだよ!」
「一人じゃないよ−土方君も楽しーだろ?」
「楽しくねーよ!何でお前に女の身体なんか…」

言いかけた土方君の胸を両の掌で包むように寄せた。
うーん、パイズリは難しそうだから素股で我慢すっか…。

「…おい、人の胸寄せて何企んでやがる」
「べっつにー。
 ちょっと土方君が女の子だったらやってみたかった事を想像してただけ」
「テメ、どんだけ俺を使ってスケベな妄想を…んん!」
「はいはい、そろそろ煩いお口はチャック」

俺は本格的に彼に乗り上げるとそのまま彼の乳房を捏ねるように揉みしだく。
すると羞恥に耐えようとしてるのか、
土方君はものっそい複雑そうな顔をしてる。

「ね、気持ちくねーの?」
「…ねーよ!」
「え…じゃあこれは?」

揉む手は止めずに、そのまま片方の乳首に俺はむしゃぶりついた。

「…ゃ」

唾液を多く絡めるようにして吸い上げると
泣きそうな声を出してくるから
可愛くて仕方ない。

あー、もう多串君でばマジで兵器だよ。
対エロリスト兵器だよチクショーめが!

「あんん…やっ、もぉ、やだぁ…」

普段より喘ぎ声も女の子ぽくないですか?
可笑しくね?
頭ン中は男でも、マジで体は女の子なワケで
つまりアレですか。
意識まで女の子脳になり始めたとかそんな感じなんじゃ…!

「なぁ、気持ちいんだろ?そろそろ素直に言えよ」
「気持ち良くねーつってんだろ…死ね」
「・・・」

強情な上に死ねとか言ってくるんで
銀さん、カッチーン!
こうなったら俺の長年積み重ねてきた
スーパーテクで胸だけでイかせてやろうじゃねーの

「やう!やぁあ!」

今までの比ではないくらいの早さで
俺は土方君の胸を揉み、
乳首は人指し指の腹でコリコリと上下に動かす。
すると、今までムズムズとじれったく
内股を擦らせていただけの土方君の腰が
物欲しそうに揺れ始めた。

「ん、ぁ」

「土方くーん。腰、揺れてるよ?」

「ゆ、揺れてな…あああっ」

耳をかぷ、と舐めただけで嬌声を上げてくる。
うん、いい感じになってきたねぇ。

「気持ちよくねーんだろ?なのになんで声出すの」

「違、う、これは、く、ぁ!」

ぶるぶると土方君が全身を震わせて鳴くから、
そろそろ頃合かもね。
胸を愛撫していた指で、両方の乳首を摘まんで引っ張った。

「いやあああ!!」

ビクビクビクッ!と反応を見せて
足を爪先までピンッと伸ばして悲鳴を上げた後、
一気に力を失ったようで
土方君がぐったりと身体を弛緩させた。

「もしかしたらイったの?胸だけで?」



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